べにくらげ 懐かしい友人

大学時代の友人から電話がありました。

こちらの大学で3日間講義するので、久しぶりなので会いましょう、という電話です。

30年も前に会った後は会っていません。

年に1回年賀状が来たり来なかったりです。

会うと懐かしく、ほっとして話が弾むが、会わなくてもなんともない、そんな友人です。


有名大学の助教授ですが、和歌山の地元では結構有名人だと本人が言っていました。

子供の頃から生き物が好きで、大学時代にはくらげの研究をしていました。

それがずーっと今まで続いています。

くらげについては、日本中で自分が一番詳しいと本人が言っていました。

べにくらげは彼のトレードマークで、テレビにも時々出演するので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

べにくらげの歌を自分で作曲して、自分で歌っています(CD出版もしています)。


夕方ホテルに訪ねて行ったら、部屋にいないようでした。

ホールでしばらく待とうとしたところ、窓越しの食堂の中で、食事をしながら手を振っている男がいます。

夕方会って話をしよう、と約束したら、普通は一緒に食事をすると考えません?

彼はそういう人です。(そういうことは頓着しないタイプ)


私もその食堂に入って、809円の食事を注文し、一緒に食べながら話をしました。


毎年外国の学会に出席して、研究発表をするそうです。

今年はイタリアに行く予定だそうです。


昔を思い出し、懐かしいひと時でした。