ためになる本; 2冊
図書館で借りている本です。
今後も読む可能性がある本は、購入します。
この2冊は購入しようかと考えています。
左側の本は、脱サラした方が、職業として、高知で有機栽培をされています。
無肥料栽培ではありませんが、生き方に共感できます。
気功や自己催眠で日々体調管理されているというのも、思考回路が私と似ているようです。
右側の本は、いろいろな人がいろいろなテーマで書かれていますが、第7章に、不耕起載倍の土の状態について、最新の情報が書かれています。
畑の作物にとって一番大切なのは水と空気です。
肥料分はその次です。
水と空気を適度に保つために、団粒構造が一番よいとされてきました。
しかし団粒構造は、耕耘して1ヶ月すると土が固まって、空気が減ってしまいます。
一方、何年も耕耘されないで、草が生い茂ったような場所では、その根の跡が土の中に残っています。
これは何年もなくならないそうです。
古い根は枯れて、その場所にトンネルができます。
これが空気や水の通り道になり、作物の生育に適した土となっています。
この土の状態(断面)が右側の写真です。
一番上の写真は、耕耘した部分の団粒化した土です。
一番下の写真が、耕耘していない、深い部分の土の断面です。
根の跡がたくさん残り、繋がっているので、新しく植えた作物の根はこの穴を通って伸びていくことができます。
田んぼも同じですね。
不耕起載倍すると、稲の根はこの穴を通ってどんどん伸びることができます。
私の田んぼは不耕起栽培2年目なので、まだ根の穴が十分できていないと思われます。
今後継続していくと良い状態になっていくことが期待できます。