荒れ田の排水口
荒れ田の草も少しずつ伸びてきました。
田んぼらしくなったので来るのが楽しみです。
周囲に溝を掘って土を乾かしているので、近所の人が「畑にするのですか?」と聞かれました。
「いいえ、たんぼです。」と答えると、怪訝そうな顔をしておられました。
「起こすのが大変ですねえ?」という問いかけに、「いいえ、そのまま植えます」と答えると、ますます変な顔をされていました。
まあ、世間の常識と全く違うやり方ですから。
稲を植えるまではできるだけ乾燥されて、畑の草を生やします。
沼の草はできるだけ弱らせます。
田植えするときに水を入れて、畑の草を弱らせます。
このときに沼の草がかなり弱っていれば、稲が楽に生育できます。
理屈はそうですが、どの程度うまくいくのやら?
何しろ初めての試みですから。
今日は田植えに備えて排水口を整備しました。
田んぼの水量を自由に調整できるようにするためです。
冬の間に買っておいた持ちだしニップルとL字繋ぎ管を使いました。
その上にいろいろな長さの管をつなぐことで、水の深さを調節できます。
まだ、一番低い位置:排水状態にしておきます。
土留めには防腐剤で仕上げた厚い板を使いました。
何年間も頑張ってもらう必要があります。
給水部分の材料もそろえたので、
あとは猪用の電撃柵を準備すれば、これでほぼ田植えの準備ができました。
これで、電撃柵は3セット必要になりました。
田植えはもちろん手植えになります。