籾摺り完了

今年の米の収穫作業がやっと完了しました。
 
土曜日に乾燥/籾摺りに持ち込み、乾燥作業を進めておいていただきました。
 
乾燥した後何時間かおいて冷まさないと籾摺りができません。
 
日曜日は先方の都合が悪かったため、今日籾摺り作業を行いました。
 
 
朝9時の約束で行きましたが、なかなか現れてもらえません。
 
奥さんのショートステイの準備で遅くなられたようです。
 
9時半過ぎに来られましたが、今度は色彩選別機がエラーになって、使えません。
 
色彩選別機は繊細な装置で、なかなか使いこなすのが難しいようです。
 
今年は農機具屋さんの担当者でも対応できず、本社の方が出張して修理されたそうです。
 
コンピュータを内蔵しているので、
 
PCと同じく、一度電源を落とすとうまくいくことがあります。
 
但し一度電源を落とすと、立ち上がるのに30分間ぐらいかかるそうです。
 
農機具屋さんにもヘルプを出し、電源も落としました。
 
 
30分後、農機具屋さんが到着、装置の再立ち上げもできました。
 
今度はうまく立ち上がり、作業できるようになりました。
 
農機具屋さんはせっかく来てもらいましたが、特にやってもらうことはありませんでした。
 
 
作業開始後は順調に進み、30分強で終わりました。
 
くず米を抜き、石を抜き、未熟米を抜き、変色米を抜きます。
 
考えてみるとすごい装置です。
 
 
色彩選別が一番ハイテクで、ザーザー流れてくる米粒を1粒ずつチェックし、黒いのや青いのを瞬間的に見つけ、エアで吹き飛ばします。
 
繊細なはずです。
 
ほぼ計算通り、今年は去年より少なく、12袋強でした。
 
土が柔らかく、稲が根元から倒れてしまったのが原因と思われます。
 
オタマジャクシを気にして、土を完全に乾かさなかったためですね。
 
来年は冬季湛水をやめて固い土で育て、レンゲでチッソ養分を供給するので、思惑通りに進めばたくさんできるはずです。
 
 
籾摺り完了後お茶をごちそうになり、米つくり談義をして、来年の籾摺りもお願いして別れました。
 
だいぶ高齢の方なので、いつまでもお元気で、お願いできると助かります。
 
色彩選別装置を持っているところが、他にはありません。