水稲栽培

最近稲つくりに興味が出てきました。

本を何冊か買い込み勉強を始めています。


田植えをしてから収穫までの間に、何回か除草剤と殺虫剤の散布をするようです。

しかも除草剤には、わずかですがあのダイオキシンが入れてあるそうです。

稲は吸収しないから大丈夫なのだそうです。

しかし水と一緒に川を流れていくのでしょう。


近所の農家の人と話したら、最近の除草剤は粉を噴霧する方法以外に、パッキングしたものを、そのまま田んぼに放り込むと、薬が水面を広がるのがあるそうです。

少し高いが、便利でよいと誇らしげでした。

ずっと米を作っていらっしゃる農家の方は、このような意識の人が多いのでしょう。


しかし一方で、何とか農薬を使わずに米を作ろうと研究している方もいらっしゃるようです。

特に被害をもたらす雑草を研究して、それらが生えない工夫をします。

稗の場合は水の中では芽が出ないそうです。

したがって田植えをしてから水を多めに維持し、土の表面が水面から出ないようにします。

こうすると稗は生えてきません。

田植えをした数日後に大量の米ぬかを田んぼに投入します。

この米ぬかが発酵し、水が酸欠状態になると水草が発芽できなくなります。

この2つの対策で雑草は生えてこないので除草剤はほとんど不要です。


籾から苗を作るときに、窒素分を極力絞ることで、害虫が寄り付かない苗ができます。

この苗を疎に植えることで、茎の太い台風でも倒れない稲が育ちます。


これらをうまく進めると、農薬を使わず、化学肥料も少なく、コストもかけずに、台風でも倒れない稲ができ、一般の作り方よりもたくさんの米が収穫できるそうです。

田んぼにはたくさんの生き物(どじょう、タニシ、糸ミミズ、かえる等々)が発生するようです。

なぜ皆が実行しないのでしょう?


そのうち私が実行してみます。