ヌメリツバタケ 稙菌完了!

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今日は、ヌメリツバタケの稙菌を行いました。

おが菌800ccです。

菌駒に換算すると500駒ぐらいでしょうか?


稙菌のやり方をご紹介します。

・必要な道具は、稙菌器、封ろう、封ろうを溶かす道具、はけ、

 あとは菌駒と同じく、ドリル(15mm)、作業台などが必要です。


・まずは穴を開けます。菌駒よりも大きく、15mmです。

・次に稙菌器で、おが菌を穴の中に詰めます。

 稙菌器はうまくできた道具です。

 先端が円筒状になっていて、これをおが菌の中に押し込むと、円筒の中におが菌が入ります。

 これを穴に当てた状態で、稙菌器の後ろ側を押し込むと、中のおが菌が原木の穴の中に押し込まれます。


・このままの状態ではおが菌が乾燥したり、虫に食べられたりするので、上から溶かした封ろうを

 塗ります。

 封ろうを溶かすのに、前回は携帯用のガスコンロを使いました。

 しかし、コンロを汚してしまうのと、温度調節がやりにくいので時間がかかります。

 考えた末、専用のフライヤーを準備しました。(ヤフオクで1000円ちょっとで買えました)


 初めてなのでうまくいくか心配でしたが、実際使ってみると最高でした!

 温度調節ができるので、常に最適な温度(120℃あたり)で作業できました。

 できたほだぎは、透明なろうの膜が、おが菌を守ってくれています。


ほだぎが14本できました。(小楢;11、桜、椎、ハゼそれぞれ1)

今まで植えたきのこの中で、きくらげ以外は秋から翌年の春の収穫です。


木が少々乾燥気味だったので、散水チューブ(エバホース)で水遣りです。

たくさんの小さい孔から霧吹きのように水が出ます。

1~2時間ぐらい水を出しておくと、水が木の中にしみこみます。


今回植えたヌメリツバタケは暖かい時期に生える貴重なきのこです。

真っ白でつるつるした、とても美しいきのこです。

http://blogs.yahoo.co.jp/happystock_kk/18813900.html


生えてくるのが楽しみです。