種籾、育苗
4週間?溝に漬けておいた種籾をチェック。
気持ち悪い、大きなヒルが2匹も!
やごらしきのも何匹か。
それに、種籾が何個かずつ固まって、綿くずのようなもので絡まっています。
きれいな水で洗い、ヒルなどを除去してから網に入れ、洗濯機で脱水しました。
その後新聞紙の上に広げて乾燥。
虫眼鏡でよく見ると、どうも根が生えているようです。
その根で複数個の籾が絡まっています。
水中の酸素が少ないと、芽が先に出てくるそうです。
逆に酸素が多すぎると、根だけが生えてきます。
溝の水には酸素が多すぎるようです。
芽はほとんど出ていません。
プラスチック容器の苗代に、この籾をまきました。
できるだけ、まだ根が出ていないのを選びました。
しかし、1粒ずつ決まった場所にまこうとしても、うまくいきません。
適当な間隔でまいてしまいました。
保温はしなくても良いかと思いますが、鳥に食べられる危険がるのでビニルをかけておきます。
うまく芽が出てくるか?
楽しみです。
種籾がたくさん余りました。
山の畑に(猪の住処ですが)まいてみようと思います。
耕運機で起こしておきました。
実際にやってみるといろいろとわかってきます。
①種籾を溝に漬けて置く期間は2~3週間が限度。
それを肥えると根が生えてしまう。
浸漬時間は「100日*時間」という言葉をよく聞きます。
10℃の水であれば10日間漬けて置くと言う意味です。
溝の温度は10度ぐらいなので、2週間を超えると根が出てくるのでしょう。
②田んぼに入れる水(溝の水)にはヒルややごがたくさん住んでいるらしい。
無農薬で田んぼを作ると、田んぼの中はヒルでいっぱいのなりそう。
*子供の頃、はだしで田植えしてから陸に上がった人の足に、必ずヒルが付いていたのを思い出しました。
③乾燥した籾でも、思った場所に思ったようにまくのは難しい。
だいぶ米つくりのイメージがつかめてきました。