脱ぼう

帽子を取ることではありません。
 
種籾についているノゲ(ひげ)を除去する作業のことです。
 
 
種籾をまく時に、このひげがあるとうまく播けません。
 
ノゲ取り機というのがあって、これで処理します。
 
 
先日千歯こぎで脱穀した種籾のノゲ取りをしました。
 
青木機回店で使えるということで、行ってきました。
 
 
通常は春先にやる作業なので、まだ機械が倉庫にしまってありました。
 
倉庫から出してもらい、作業者の方と、会社の会長さんとに手伝ってもらって、約5kgの種籾の処理をしました。
 
 
千歯こぎで脱穀した種籾は完全にバラバラになっておらず、穂の状態のものがたくさん混じっています。
 
これをそのまま通したところ、機械が詰まってしまいました。
 
いろいろとばたばたして、やっと完了しました。
 
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きれいな種籾を準備できました。
 
これで次の段階、塩水選別、温湯消毒、浸水作業に進むことができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
青木機械店なのに社長さんの名前は青木さんではありません。
 
ずっと不思議に思っていました。
 
会長さんが青木さんで、2代目だそうです。
 
昭和12年生まれです。
 
 
脱ぼう作業が終わった後、お茶を飲みながらいろいろとお話しました。
 
青木機械店さんには中古機械を探してもらったり、いろいろと教えてもらったりして、何とか収穫までたどり着けました。
 
良い出会いだったと思います。