選択の日記; 幸福をつかむための選択

先日何気なくテレビを見ていたら、引き込まれて最後まで見てしまいました。
 
コロンビア大学 ビジネススクールの講義を、NHKが公開していました。
 
5回シリーズの3回目で、4、5回目については録画できました。
 
 
盲目の女性の先生の講義です。
 
学生に質問しながら和やかに授業が進んでいきます。
 
 
 
 
生まれてから死ぬまで、人生は選択の連続です。
 
一日に何回も選択を迫られます。
 
日々どのような選択をするかによって、その人の一生が決まります。
 
正しい選択をすることはとても大切なことです。
 
 
小さなところでは、
 
朝ご飯はご飯にするか、パンにするか?
 
どのe-メールから先に見るか?どの仕事から先にやろうか?
 
 
大きなところでは、
 
ある案件に対して投資をするかどうか?
 
どの学校/企業にはいるか?
 
 
更に大きな話では、
 
消費税を上げるべきかどうか?
 
TPPに参加するかどうか?
 
ギリシャを経済危機から助けるかどうか?
 
などなど。
 
 
 
選択する方法は2種類あるそうです。
 
1. 理屈に基づいた選択
 
2. 直感に基づいた選択
 
 
結論としては、1.と2.をうまく調和させて選択するのが良い。
 
良い選択をするためには、直感力を磨く必要があります。
 
 
・異性のパートナーを選ぶときは、2を重視するのが正しいそうです。 1.はほとんど役に立ちません。
 
・直感(情報に基づいた)は長い人生の中で培われます。努力して磨き上げると、より良い選択ができるようになります。
 
 
誰にでもできる、直感力の磨き方があります。
 
 大切な判断をしたときには、その理由を整理して、書きとめて置くことです。
 
 これが「選択日記」です。
 
 それを繰り返すことで、自分の判断のやり方の癖、傾向がわかり、より良い方向に進むことができます。
 
 
人は一日に何10回も選択を行いますが、大切な選択はほんの一部です。
 
・大切な選択は20%程度です。
 
・しかしその20%が、人生の80%を決定します。
 
 
大切な選択に時間を集中させることが有効です。
 
どうでも良い選択は習慣化してしまいます。
 
・朝は必ずご飯と味噌汁に固定する、など。
 
 
 
選択する/させるときのコツの話もありました。
 
・選択肢が多すぎると選択できなくなる。選択肢は7つが限度。
 
・選択肢がたくさんある場合は、グルーピングするのが有効。
 
*ジャムの試食販売するとき、6種類と24種類で実験した結果、6種類の方がよく売れたそうです。
 
 
 
その他いろいろおもしろい話がありました。
 
退屈しないので、機会があれば是非ご覧ください。
 
再放送があれば、1~3回目も録画しておきたいと思っています。