種籾浸漬完了(4週間)
芽が出ない状態で、無事浸漬作業が完了しました。
これで十分に発芽抑制性分を除去できたと考えます。
適当に発芽させてからヤロビゼーション処理をする方法もありますが、
失敗が怖いので、このまま水きりして冷蔵庫に保管します。
まずは洗濯機の脱水槽で水を切ります。
7分間脱水しました。
脱水が終わった種籾を新聞紙に広げたところ、籾の中に白くて大き目のものがたくさん混じっています。
白い毛のようなものがたくさん発生しているので、おそらく玄米から発根しているのではないでしょうか?
周囲の籾を抱き込んで、塊ができています。
ノゲ取り作業をしたときに籾殻がはがれ、玄米状態のものが発生しました。
飽和食塩水で沈んだものを除去しましたが、まだ玄米や、中途半端にはがれたものがたくさん混じっていたと考えます。
籾殻がなくなると発芽抑制成分もなくなり、発根し易くなったのではないでしょうか。
おそらく正常には生育できず、そのうち腐敗してしまうと考えます。
正常な籾に悪影響を与えるので、除去が必要です。
白いのは比重が軽くなっているので、再度水に戻して攪拌し、手網で1個ずつ除去しました。
多少食塩を入れると比重選別できそうですが、種籾への影響もわからず、面倒なので目視で選別しました。
この手網を使うと、意外とうまく選別できました。
選別し終わったものを再度脱水し、新聞紙の上に
並べました。
明日、新聞紙でくるんで冷蔵庫に保管します。
播種直前に2日間だけ再度浸漬し、脱水して播種する予定です。
使用する水は暖めませんが、3/Eには水温が少し高めになり、もしかすると浸漬しただけで芽が動き出すかもしれません。