稲刈り機整備
稲刈り機がどうもうまく結束してくれない感じなので、確認しました。
青木機械店さんに電話して、実際に稲刈りしなくても結束の実験ができる方法を聞きました。
稲刈りを始めてからトラブルになると、周り中稲だらけなのでトラブル処理が大変です。
結束動作のトリガーをかける方法を教えてもらいました。
稲の束が大きくなってくると押し広げられる部分があります。
エンジンを止めた状態でこれを手で広げてやると、カチッと音がします。
この状態にしてから稲のダミーをセットして、エンジンをかけ、稲刈り状態にすると、機械がダミー稲を押し出します。
最初、新聞紙を丸めて稲にしたところ、押し出すときに新聞紙が変形してしまってうまく押し出されませんでした。
そこで・・・
新聞紙の中に木の棒を入れてやってみたところ、うまくいきました。
結び目はこんな感じです。
これなら大丈夫でしょう。
機械がひもを結ぶときには、下の写真の嘴の様な部分が行います。
どのような動きかよくわかりませんが、うまくできています。
ひもがぬれていたり、ひもが古くて切れやすかったりすると、この嘴の周りにひもが絡み付いて、元に戻すのが大変な状態になります。
ひもをしっかりとくわえるので、きれいに取り除くのが大変です。
何回もやってみたおかげで、だいぶ感覚的に理解できました。
田んぼの外で実験できるようになったのは大きな進歩です。
これで、安心して本番の稲刈りにかかれます。
・田んぼに入る前に、うまく結束することを確認してから田んぼに入る。
・ひもがぬれると、間違いなく結束ミスになり、後の処理が大変になる。
・古いひも、劣化したひもは強度が落ちていて切れやすい。