脱穀完了

脱穀完了しました。
 
時間に追われていたので、写真を撮る暇がありませんでした。
 
 
朝から脱穀機やシート、籾袋など、もろもろの準備。
 
まず運搬車に脱穀装置を載せて、Vベルトで動力を連結して試運転。
 
うまく動きました。
 
 
最初は来年用の種籾の確保。
 
脱穀機の回転をできるだけ落として脱穀しました。
 
回転を上げると、種籾への衝撃が大きく、もみ殻がはがれてしまいます。
 
5kgぐらい採ろうと考えていましたが、後で測ったら4.5kgでした。
 
比重選別で量が半分ぐらいになり、使うのは2kg以下なのでまあ大丈夫でしょう。
 
 
その後ははでから稲を降ろして脱穀を始めました。
 
午前中は1人なのでぼちぼちと。
 
午後からは家内が返ってくるのと、強力な助っ人1名に手伝っていただきました。
 
家内がはでから稲を降ろし、助っ人さんに脱穀済みのわらを束ねていただきました。
 
私が脱穀作業。
 
 
全部終わるのに5時頃までかかりました。
 
できたのは籾袋で24袋。
 
これを直接車に積み込み、乾燥/籾摺り場に運搬しました。
 
おそらく500kg以上あるでしょう。
 
車が満杯になりました。
 
 
色彩選別機を所有している籾摺り場はほとんどなく、毎年大東の方にお願いしています。
 
色彩選別では籾摺り後の玄米を1粒ずつイメージセンサーで選別し、虫食いの黒いコメや緑色の未熟米などを除去できます。
 
できた玄米はきれいな米になります。
 
籾摺り機で処理された後、いろいろな選別装置を通ります。
 
①ふるいを通して、小さな米を除去します。
 
②石抜き機を通して、砂粒などを除去します。
 
③色彩選別機を通して、異常な色の玄米を除去します。
 
 
②や③は食べたくないので、近所で鶏を飼っている方に差し上げます。
 
 
①は普通に食べれるので、去年は使用しました。
 
小さな米が普通の米に混ざっていると炊け具合がよくないそうです。
 
小さな米だけであれば大丈夫そうでした。
 
 
今日水分調整(乾燥)をお願いし、低温乾燥で水分比率15.5%に設定してもらいました。
 
はでである程度乾燥していますが、水分量にばらつきがあるので、最適水分量に調整してもらいます。
 
長期間保存するためには14.5~15.0%まで乾燥させますが、できるだけ乾燥させない方がおいしいです。
 
農協などに出荷するためには、よく乾燥させることが求められています。
 
 
籾の温度が下がらないと籾摺りができません。
 
明日の13:30から籾摺りすることになりました。
 
ということは、・・・明日から新米を炊けるということです。