ハーベスタ: 優れもの
稲についている籾だけを外して、集める機械です。
昔は足踏みの脱穀機がありました。
これは単に籾を落とすだけです。
落とした籾を集め、籾の中にはごみもたくさん混じっているので、唐箕という別の機械でモミとごみを分けます。
これが大変な作業のようです。
ハーベスタはこれらをすべて自動的にやってくれます。
脱穀作業だけやれば、きれいな籾が自動的に袋に入ります。
外観は古ぼけてぱっとしませんが、脱穀する部分はとても精密にできています。
稲についている籾を一粒も残らないように、きれいに脱穀するためのノウハウが詰まっています。
わらをきちんとセットしてやれば、籾が一粒も残らない状態でわらが出てきます。
大切に使いたい機械です。
このハーベスタは運搬車の上に載せて固定してあり、動力はベルトでつながっています。
結合部のベルトを外し、脱穀装置を降ろせば、運搬車として使えます。
一度にたくさん運べ、キャタビラで走行するので、ある程度ぬかるんでいても大丈夫です。
ディーゼルエンジンで、燃費がかなり良いです。
昨日一日中使用しましたが、タンクで半分程度しか減っていませんでした。
ゴムベルトが消耗品なので、これを交換すれば、まだ当分使えそうです。
この機械は近所の方から無料でいただいたものです。