脱ぼう器

金曜日の朝雪が積もっていました。
 
今朝は冷え込んで田んぼが凍っています。
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木曜日に脱ぼう器が届いたので、さっそく使いました。
 
使い方は極めてシンプルで、ホッパーの中に種もみを入れます。
 
ホッパーの中心に回転する刃?がついていて、これで種籾をかき回します。
 
それによって「ノゲ:籾についているトゲ」が取れる仕組みです。
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5分間ぐらいやったものです。
 
真ん中のがぐるぐる回ります。
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脱ぼうした後塩水(比重)選別をやり、洗濯機の脱水槽で脱水した後、乾燥中です。
 
籾が取れてしまって玄米になったものがある程度含まれています。
 
ノゲも完全には取れていません。
 
まあこんなものでしょうか。
 
 
今年は比重選別もあまりまじめにやらず、不良とした籾は20%程度でした。(去年は50%ぐらい)
 
川口由一さんは塩水ではなく、普通の水でされているようなので、「まあいいか」という感覚でそうしました。
 
ちなみに川口さんは、温湯消毒もされていないようです。
 
自然栽培で作ると一見効率が悪そうですが、実は、慣行栽培でやっている無駄な作業がほとんどなく、効率的なのかもしれません。
 
 
混入している玄米を一緒にまくと、腐敗してよくないようですが、1か月間浸水しておくとふやけて軽くなるので、その時にもう一度比重選別すれば除去できるかもしれません。
 
 
2月初め頃に温湯消毒、その後浸水、種まきは3月下旬頃の予定です。