起き上がった
今日の田んぼの様子です。
例年のことですが、倒れた稲は起き上がってきます。
上の段の田んぼです。
下の段の田んぼも、特に穂の部分は柄が途中からカーブして、穂が上を向きます。
脱穀するとき柄が曲がっているのでやりにくいですが、成長するためには穂が上を向いていた方が有利です。
水を落として土を固め始めています。
下の方から起き上がっている様子がわかります。
稲が倒れる場合は2種類あります。
①柄が細くて弱いために、穂の重さに耐えきれずに柄の途中から曲がる。
この場合は復活することはありません。
慣行栽培ではこのパターンがほとんどだと思います。
②土が柔らかいために稲全体が根から転ぶ。
うちの稲はこのパターンです。
中干しをして土を固めていないために土が柔らかく、根と一緒に倒れてしまいます。
茎はしっかりしているので、土を少し固めてやれば自分で起き上がってきます。
どこかのタイミングで水を落として土を固めるのが良いですが、
オタマジャクシがいなくなることはないので、躊躇しているうちに倒れてしまいます。
来年はどう対応するか? が課題です。
*「起き上がるから、倒れてもいいじゃない」と考えますが、やはり気分が良くないです。
稲刈りして束ねた時に、穂が元に近い側に束ねられてしまうと、うまく脱穀できません。
歩留まりが悪くなります。