苗代の発芽

4/16の夕方に発芽を確認しましたが、

今日(4/18)の朝、有孔ポリ、寒冷紗や藁を取ってみました。

今年はいい感じで出ていますが、まだ芽が小さいのでよく見えませんね。
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まだ出ていない場所もありますが、わりと出ています。

藁を使ったのが正解でした。
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よく出ているポットはこんな感じです。

全部のポットから同時に発芽させるのはなかなか難しいです。
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寒冷紗と有孔ポリだけにした状態にしました。
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実はこの後が大変でした!

昼前には温度が上がりすぎるようなので(35℃ぐらい)、昼前に有孔ポリを外しました。

昼食後見に行くと、ポットの中の土が白く乾燥しているものがたくさんありました。

芽がしおれそうな感じです。

急遽田んぼに水を供給しましたが、ポットまで深くするには時間がかかります。

桶に水を入れて運び、じょろで緊急水やりです。

芽が元気を取り戻し、そうこうしているうちに水がたまってきました。

冷や汗をかきました。


苗代に水をためた状態です。

田んぼ周辺の溝全体に水をためた状態です。
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今日は藁を扱って、その保温力と保水力を新ためて実感しました。

天気が良い日の夕方になっても、重なった藁の一番表面部分は乾燥していますが、一束とるとその下は濡れています。

藁の表面あたりは暖かいですが、すぐ下はひんやりします。

苗代に藁を厚くかけて芽出ししたのは正解でした。

水を落としていたにもかかわらず、今までになく均一に芽が出ていました。

昼間晴天でも藁の下はあまり気温が上がらない代わりに、夜冷え込んでも、あまり温度が低下しなかったと考えます。

結果的にうまく発芽しました。

藁の保水力のおかげで、ポットが下の地面についていなくても、ポットの中の土が乾燥せず、発芽したと思います。

今日晴天の元で藁を取ってしまったために、すぐに土が乾燥してしまいました。

すぐに対応したので助かりましたが、下手をすると苗ができないところでした。


来年の芽出しはもう少し工夫する必要があります。