V字溝直播き; 画期的播種方法!
V字溝直播き方法。
愛知県農業総合試験場が開発した、画期的な直播き農法です。
私が要求していた要素がすべて含まれています。
・直播き
・種籾の特殊処理が無くてもスズメなどに食べられることが無い。
・深さ5cmの固い地面に植えつけるため、根が固い土に食い込み、倒れることが無い。
専用の播種装置を製造販売している、鋤柄農機さんに電話して問い合わせしました。
・販売されているのはトラクターに取り付けて使う、8~12条植えの装置です。
・V溝を作る作溝輪は、1個31000円だそうです。
・購入して手作業で使いこなせないか問い合わせたところ、耕耘機や人の手では溝を作ることは不可能だということでした。
・仕方がないので、手植え用の棒を使って穴をあけ、そこに種籾をまくことにします。
・スコップを差し込み、前後に動かしてもV溝状態の穴をあけることができます。
・種籾をあまり深く埋めてしまうとうまく芽が地上まで伸びることができません。
・ポイントは、深い穴を掘って植えるが、その穴を土で埋めないこと。
種籾が見えるままでも大丈夫です。
風が吹いたり雨が降ったりすれば、自然に穴の中に土などが入ってきます。
この方式は、大豆など種を鳥に食べられやすい作物の種まきにも応用できそうです。
来年が楽しみです。