種もみ播種の 新兵器

今朝、松江市にある目次溶接所さんに行ってきました。

いつもお世話になっている電気工事屋さんの紹介で、一緒に付き合ってもらいました。


来年は田んぼに直播する予定なので、その道具を作ってもらうためです。

台風が近づいたので、断続的に雨が降りました。

しかしいつものことながら、大した影響はありませんでした。


簡単な図面を書いて、持っていきました。

2代目社長さんと電気工事屋さんとお茶を飲んでおしゃべりしている間に、1時間強ぐらいで完成しました。

土の表面に、深さ5㎝、φ2㎝の円錐型の穴をあける道具です。

鍬に似た形をしています。

円錐形状はパイプの先端を4つにカットし、絞って溶接して作られました。

円錐突起の上を踏んづけて地面に穴をあけます

イメージ 1



柄の部分はパイプでできています。

種もみをこのパイプの上から穴に落とし込む予定です。

パイプと突起との間隔は15㎝にしています。

田んぼに穴を開け、次に隣の穴を開けるときに、パイプが最初にあけた穴の位置に来るようにします。

パイプの上から種もみを落とし、穴に入れます。

その後突起部を踏んづけて次の穴を開けます。

これを繰り返していく予定です。
イメージ 2


腰をかがめて穴を開けたり種もみを蒔いたりするのは腰が疲れます。

穴を開けるのにも力が必要で、たくさんやると手が痛くなります。

この道具を使えば自分の体重で穴を開けられ、そのまま種を穴に入れることができます。

それらの作業を立ったままできます。

・・・と頭で考えて作りましたが、果たしてどの程度うまく作業できるか、楽しみです。

なお、鉄は錆びるので、スプレー塗料を買ってきて一部塗装しました。

現在乾燥中です。


穴の周辺は6㎝角のへこみができます。

穴とその周辺の土を固め、崩れにくくするためです。

穴の周辺が平らになるので、草刈りもうまくできるはずです。



課題は、パイプを穴の場所にうまく持っていけるかどうかです。

パイプの中に小さなパイプを通し、それを穴に落とすことによって、きちんと穴の位置と一致したかどうかを確認することを考えています。

この小さなパイプは軽い方が扱いやすいので、プラスチックのパイプを考えています。

ビニルホースでもよいと考えて買ってきましたが、微妙に太すぎて、パイプに圧入になるので、使えませんでした。


塗装が乾燥したら、このままで一度試運転してみます。