積雪の朝
昨日は天気が良く、家の前の田んぼの溝掘りをしました。
家に近い側の溝がまだ浅く、田んぼに水が残り、レンゲの生育が思わしくありません。
地下水位をもっと下げる必要があります。
溝を深く掘ると昔の、粘土質の良い土が出てきました。
もう40年も前ですが、圃場整備した時に、田んぼの表面にはあまり良い土が入れてないようです。
今朝起きたら外が真っ白でした。
10cmぐらい積もったのでしょうか。
家の裏を見ると、何やら実の枝が地面に見えます。
雪の重みで李の木が折れたようです。
何年か前から木の幹に不気味な大きなこぶのようなキノコが生えていました。
癌腫病で、木の癌です。
そのうち幹の内部がもろくなって倒れるとは思っていました。
木は、生きている部分は表面の薄い層だけで、内部は単なる構造物です。
キノコの菌はその内部で繁殖します。
したがって木は生きたままで、その内部でキノコが増殖します。
キノコの菌は木の養分を使って生きているので、気はどんどんもろくなり、やがて倒れます。
椎茸菌は木が枯れてからでないと繁殖できませんが、
癌腫病や、他の木を枯らすキノコは生きている木の中で繁殖します。
折れた部分はボロボロになっていて、手で簡単にぼろぼろと崩れます。
他の枝も似たような状態になっていると思うので、天気が良くなったら伐り倒します。
家の西側なので、夏の夕日を遮ってくれていましたが、畑にはマイナスでした。
近くにケヤキを植えているので、次はこれが影を作ってくれると思います。
ケヤキは大きくなりすぎるので、早目に伐って榾木に使います。