発芽の様子
苗代の発芽状態、今日の写真です。
大分出てきていますが、今日は寒いので、昨日とあまり変わりません。
白い芽が出るのは、水分が多すぎるためです。
しかし水位を下げると乾燥したポットが発生するので、全部が生えそろうまではこのままにしておきます。
本葉はこの後出てくる予定です。
あまり変わりませんが、少し拡大した写真です。
日当たりが悪い場所では、まだわずかしか発芽していません。
一番東側ですが、小さな崖の陰になっていて、朝、日が当たるのが遅くなる場所です。
ところで、今日他の場所の寒冷紗をめくってみたところ、
芽が寒冷紗に絡みついて、種もみが寒冷紗と一緒に上がってきました。
芽の先が曲がって、寒冷紗にかぎ型に引っかかっていました。
しばらく寒冷紗には触らないようにして、しっかりと根を張ってから寒冷紗を外します。
尚半分以上は発芽した感じなので、黒のラブシートを外し、白のラブシートを張りました。
黒のラブシートのままにしておくと光を通さないので、葉っぱが緑色になりません。
白のラブシートは半分光を通すので、刺激が強すぎず、葉っぱも緑色になります。
発芽させるときはより温度が上昇する黒のラブシートを使い、発芽したら白のラブシートにします。
本葉が2枚ぐらい伸びてきたら白のラブシートも外し、トンネルをして防鳥ネットをかけます。
本葉が2.5枚ぐらいまではまだ種籾に養分が残っているので、雀にやられます。
できるだけ早く自然の状態にします。
トンネルをすると強風で飛ばされやすいですが、
防鳥ネットであれば風の抵抗が小さいので、飛ばされる心配はほとんどありません。
葉っぱが3枚ぐらいになったら、カバー類は全て取り払い、電気柵だけやっておきます。
今度は猪やタヌキ対策です。