自然薯の床づくり

2/24、25は、自然薯の床づくりをしました。

ためてあった木のチップをまき、耕運機で攪拌し、去年とほぼ同じ場所に深さ30cmぐらいの溝を掘り、そこに波板をセットしました。

手前に見えているような波板に真砂土を詰め、上をビニルで覆って水が入らないようにして、

それを40cm間隔で斜めにした状態で埋めていきます。

写真は埋め終わった後です。
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こんな感じで埋めてあります。

波板の長さは1m強あり、間隔が40cmなので、下の方で重なっています。

写真の白く見えている部分の真ん中あたりに竹を立て、土で20cmぐらい埋めます。

その竹の位置に2個の種芋を並べて置きます。

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芋は上から下に伸びてきて、波板に当たるとビニルに穴をあけ、波板に沿って深い方に伸びていきます。

波板が濡れていると、芋が反対の方向に伸びていくことがあります。
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今回は芋を大きく成長させるため、肥料を使ってみます。

これは牡蠣石灰で、貝殻を粉砕したものです。

土の酸性度を緩和してくれて、野菜がよく育つそうです。

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米糠もまきます。

田んぼにまくために入手していたものです。
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肥料をまいた後、肥料をかけた土を波板の上にかぶせました。

その上に種芋を植えるので、この部分の土に養分が多いとよく成長すると思われます。
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竹には、土を載せる深さの印をつけているので、そこまで土を載せ、上を平らにしました。

ここに種芋を載せ、その上に更に20cmぐらい土を盛ります。

とりあえずはそれで完了です。
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その後は白黒マルチをかぶせ、蔓を伸ばす棚を作ります。

マルチを張ると水が入らなくなるので、しばらくはマルチなしにしようと思っていましたが、

作業が完了して眺めていたら、すぐ近くにカラスが1羽飛んで降りて、様子をうかがっていました。

種芋を植えたらほじくり返されそうな雰囲気です。

植えたらすぐにマルチをした方が良いかもしれませんね。