今年のお盆
今年はいろいろな行事がほとんど省略になり、個人的には今までになく楽をさせてもらっていて、ほっとしています。
長女の子供達は、上が高校生になりましたが、生まれて以来毎年必ず夏休みの時期に来ていました。
最初の頃は1か月程度、最近でも1週間程度。
とても手のかかる子供達だったので、来ている間は大変な思いをしましたが、一方では楽しい期間でもありました。
今年は初めて誰も来ないお盆休みでした。
子供たちは体力が付き、私はこの暑い中子供たちに合わせて活動することは難しく、ちょうど良いタイミングだったかもしれません。
子供たちは活動の範囲が広がり、今後はなかなか来てくれる機会は減ると思われます。
年齢に応じて、好ましい状態を自然に作ってもらえているように感じます。
稲の様子
猛暑が続きますが、稲刈りの時期が近づきました。
このあたりでは今月の終わりから来月の12日ぐらいまでの間の稲刈りが多いです。
我が家では9/5〜12頃を予定していますが、今の稲の状態からはなかなか想像できないですね。
今年は土を乾燥気味に管理しているので、今のところほとんど倒れていません。
このまま倒れなければ初めての経験です。
稲の間隔も均一に保たれ、太陽光がよく入ります。
稲の周辺には雑草が生えてきています。
最近猪がすぐそこまで掘り返しているので、急遽電気柵を設置しました。
HCで一番安いバッテリーを刈って使用していますが、もう6年ぐらいになりますがまだ使えています。
太陽光発電機は高いですが、バッテリーを長持ちさせるには有効です。
冬の間も含め、1年中外に置いています。
山の荒れ田もあまり倒れていません。
毎年悩まされてきた雑草も、稲の中の方ではあまり生えていません。
中途半端に水を落としていたら、ヒビが入った部分と、土が柔らかくて倒れた部分があるので、水を落とすときは完全に落とすようにします。
去年稲を育てて今年は放置したままの荒れ田1です。
今日気が付いたら、稲が結構生えています。
すぐ近くを猪が掘り返していますが、気づいていないようです。
最後までうまく成長すれば、手刈りで収穫します。
新しい稲用”はで”
ユニットを3つ準備し、それを組み合わせて1セットのはでとします。
当初1つのユニットに4mの鉄管パイプを5本使用しましたが、強度的に少し頼りないので、もう2本追加しました。
全部で21本の鉄管パイプを使用しています。
1本の竹を3か所で支えるため、3つのユニットを精度よく同じ寸法で作る必要があります。苦労しました。
両側に11段の竹を取り付けることが出来ますが、猪が出る場所なので、1地番下の段は稲をかけない予定です。
はでに稲をかけるとき、結構高いところまで垂直に上る必要があります。
落下すると大けがをするので、高所作業用の命綱を準備しようかと考えています。
田んぼの様子
水を入れっぱなしにしていると根が表面のトロトロ層だけに伸び、土の中に伸びないために、倒れてしまいます。
水を落とすと稲の元気がなくなってしまうため、今まで毎年稲が倒れていました。
今年は初めて除草剤を1回だけ使用して雑草が激減し、多少稲の勢いが落ちてもその後うまく成長してくれそうだったので、思い切って水を落としました。
稲が倒れないので、精神衛生上も良好です。
周囲にはある程度雑草が生えてきたので、草刈りしてきれいにしました。
7/24頃から穂が出始めました。
去年は7/10頃に穂が出始め、うちの田んぼだけが雀の集中攻撃を受けたので、播種を2週間遅くしました。
隣の家の田んぼは既に穂が揃ている感じですが、隣の田んぼはまだ出ていません。
小さなバッタがたくさんいて、葉っぱをかじります。
山の田んぼも雑草が少なく、倒れないので良い感じです。
ここは奥の方がものすごくはまるので、不耕起で田植えをしました。
亀が何匹も住んでいるようです。
1匹見つけたので、山の上の荒れ田に移しました。
穴を掘ったり、苗を倒したりします。
田んぼに戻ってきたら、今度は子供の亀がいました。
こいつも同じく、山の上の荒れ田に運びました。
大豆の様子
今年は種まきが早かったこともあって、黒豆はかなり生長しました。
4月の終わりにまいたので、豆がうまくつくかが心配です。
今年は泥寄せを2回行い、雑草も駆除したので、うまく成長しているようです。
大豆は1か月ぐらい後で撒いたので、成長の差が大きいです。
泥寄せをした効果で倒れることは少ないですが、強い風で枝が何本も折れました。
黒豆には紫色の小さな花が付いています。花の数が少ないような?
自然薯の様子
今年は自然薯が順調に成長しています。
畑の下の道から写した写真ですが、隣のクヌギの木に登ったり、追加した長い竹(4m強)に登ったりしています。
畑で写した写真ですが、葉っぱがだいぶはびこってきました。
蔓がまだ短いころ、コガネムシがたくさん来て葉っぱをかじっていたので、ペットボトルを使ってたくさん捕まえました。
2匹くっついていることが多かったですが、下にペットボトルの口をあてがい、手で落としてやると簡単にペットボトルの中に落下します。
ふたをして放置しておくとやがて死にますが、数日間生きているので、なかなかの生命力です。
その後はほとんどいなくなりましたが、何日間かに1匹ぐらいいます。
今年は育て方をきちんと勉強し、専用の肥料も使用したので、どの程度の芋ができるか楽しみです。
新しい ”稲用はで”
毎年バインダーで刈り取り、はで干しし、ハーベスタで脱穀しています。
米作りを始めて今年が10年目で、手製の”はで”がだいぶボロボロになってきました。
山から太い杉の木を運んで手作りで作りましたが、今から作る気になりません。
足場用のΦ48.6の単管パイプ4mを使って組み立てました。
山の田んぼの隣にある空き地に建てますが、猪が掘りまわして凸凹になっていました。
耕耘機で起こした後土を均して何とか使える状態にしました。
はでを設置する場所(はでの足の範囲)は、4m×6mです。
はでは3セットで1組です。
1セットは単管パイプ5本(1本は支え棒)、自在接手23個(18個は竹載せ台)を使って組み立てましたが、重くて一人で立てることが出来ません。
仕方ないので、ブロックチェーンを購入し、単管パイプ3本で3脚を作り、それを使って途中まで立て、支え棒で支える予定です。
その後はブロックチェーンを外し、支え棒で押し上げて最終状態まで立ち上げます。
思ったとおりにうまくできるか、ブロックチェーンが入荷してからの楽しみです。