プロの知識

今日釜払いのとき、山が好きな年配の方とお話しました。

なかなか役に立つ情報を入手したのでご紹介します。

<蔓の退治方法>
 蔓は山の中では木に絡みつき、木を締め付けて枯らしてしまいます。

 根に養分を蓄えているので、切ってもまた新しい芽が生えてきて、油断しているとはびこってしまいます。

 ・退治方法

 灯油と筆を持って出かけます。

 できるだけ根に近いところで切った後、切り口に灯油を筆で塗りつけます。

 こうすると元気がなくなり、小さな芽しか出てこないそうです。

 この芽を再度切って灯油を塗ってやると、退治できるそうです。

 山だけでなく近所の梅林、意宇川の土手にも蔓がはびこっているので、今度試してみます。


<樹の伐採時期>

 本には葉が半分ぐらい紅葉した頃がよいが冬の間なら大丈夫と書いてありました。

 できるだけ葉の養分を樹が吸収し尽くした後が良いと考えて、11~12月ごろが良いと考えていました。

 しかし「葉干し」がとても有効なようで、小楢だと10月中ごろ、桜は落葉が早いので9月~10月初めが良いそうです。

 *結果的に、今年の小楢伐採は成功だったようです。

 葉がしっかり付いている頃に切ると、木の中心部の水分も葉がしっかりと吸いだしてくれるので、菌が元気よく繁殖してくれます。

 確かに桜は早い時期に落葉してしまうので、早めに切った方がよさそうです。


<大きな椎の木であれば、良い椎茸ができる>

 本によると椎の木はほだぎとしてはあまりよくなく、寿命が短いと書いてありました。

 しかし大きな樹の場合は、大きな良い椎茸ができるそうです。

 去年?神社の椎の木が倒れ、これを片付けましたが、ほだぎにはあまりよくないと考えていたのでそのまま放置しておきました。

 今日の話を聞いて使えないか見に行きましたが、すでにどくたけ(にがくりたけ?)が生えており、

時すでに遅し!であきらめました。


自己流だけでなく、ベテランの人の知識も有用!