「よくわかるきのこ栽培」

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今日本屋さんで見つけたので、購入しました。

「よくわかるきのこ栽培」1800円+税

家の光協会が発行しています。


・きのこの種類毎に、樹の伐採から植菌、ほだ寄せ、収穫まで、作業が詳しくわかりやすく説明してあります。

・原木栽培だけでなく、菌庄栽培の方法も書いてあります。

・菌を購入して栽培する方法だけでなく、野生のきのこを繁殖させる方法も書いてあります。

・きのこの基礎知識として、きのことは何かの説明もあります。

これを一冊読めば、きのこをかなり理解できそうです。

また、実際に自分たちで実験した結果を元に、ノウハウも含めて詳しく書いてあるように感じます。

図書館でも見たことがあるので、良い本だと思います。


例えばなめこの短木栽培で面白く、合理的なやり方が書いてありました。

1.太い原木を15センチ間隔ぐらいで4~6個分輪切りにします。

2.それぞれの片方の断面にドリルで穴を開けて、中におが菌を詰め込みます。

3.その後、切断する前の状態に重ねて固定します。

4.こうすることによって、ドリルの穴が別のほだぎでふさがれますが、一番上のほだぎには濡らした新聞紙を被せます。

雑菌も入りにくいし、合理的なやり方だと思います。


ところが平茸の場合はドリルで穴を開けるのではなく、断面全体に調合したおが菌(おが菌に、のこくず、米ぬか、水を調合したもの)を塗って重ね合わせます。

なぜ違うやり方をするのかは書いてありませんが、理由があるはずです。


実は私の「きのこ先生」がこの本の編集にスタッフとして参加していらっしゃいます。

疑問点とかあれば直接質問することができます。