電撃柵

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春になりました。

これからは畑や田んぼにかかわる作業が増えるので、書庫を増設しました。


猪と仲良く(?)暮らしていますが、冬になってから電撃柵に電気を入れず、放置していました。

畑のすぐ外は、あちこちで猪にほじくられています。

以前電撃柵で何回も痛い目にあっているので、柵の中には入ってきていませんでした。


ところが最近、電気を入れていないものだから、畑の中でちょっとだけほじくったような跡を発見しました。

先日作った、キウイの棚の下です。(1枚目)


そこで今日、電気柵のメンテを行い、今夜から電気を入れました。

8000Vの電圧がかかり、感電すると「バチッ」ときます。

電流は少ないので、万一人間が触っても(通常は)命に別状はありません。

但し心臓が弱い方は(私のように)ショック死する危険はあります。

体験した人の話によると、感電した後しばらくは、痛いそうです。


「普通のもの」が嫌い(安いのが好き?)な私は、農協で販売している普通の装置は買いません。

普通は専用の碍子と絶縁柱を使用しますが、私の場合はペットボトルとHCで買った材木の端材(杭用)を使います。

ペットボトルはとても優秀な絶縁材料です。(色付きのペットボトルはだめだそうです)

これが碍子の代わりになるので、杭も絶縁物である必要は無く、転がっている棒切れで十分です。

最初は山から持ち帰った木の枝を使いましたが、広葉樹の枝は1年でぼろぼろになってしまうので、杉の端材にしました。

ペットボトルはもちろんタダなので、ほとんど電線代だけでできます。


電源はもちろん買いますが、通販で2万5000円ぐらいで買えました。(3枚目)

安いだけあって室内用の電源なので、トレイを逆さにして雨よけにしています。(4枚目)

こんな感じで畑を囲っています。(5枚目)


この状態で5年ぐらい使っていますが、一度も故障はありません。

ペットボトルも汚れてきますが、全然劣化しません。

くいとひもが腐ってくるので、交換が必要です。


全部で3万円ぐらいでできたと思います。