畦塗り; 水の力

今日は畦塗りをしてみました。
 
田んぼに水を入れ、畦の隣だけを耕耘しておきましたが、土が水の中に沈んで落ち着いた状態です。
 
この土を鍬で持ち上げて、畦に塗ります。
 
 
土だけがうまく持ち上がり、畦の上で鍬から滑り落ちてくれます。
 
落ちた土を鍬でならします。
 
表面に十分水が付いているので、うまくならすことができます。
 
思っていたより楽に作業が進みました。
 
水の力をうまく利用したやりかただと思います。
 
イメージ 1
 
写真の畦は高さが低いので、水を深く張ったときに柔らかくなってしまいます。
 
少しでも高くするために土を盛りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
田んぼの中の様子です。
 
コンバインで買ったと木のわらが残っています。
 
米糠をまいてあるので、小さな生き物がたくさん繁殖していました。
 
1mmに満たない小さな虫がうじゃうじゃ泳いでいます。
糸ミミズも発生しています。
 
水面にはトビムシ?が跳ねています。
 
ヒルもいました(招かれざる客)。
 
米糠をまいた効果ですね。
 
来年の春までに、土の表面に「トロトロ層」がどの程度できるか楽しみです。
 
寒くなるまでにできるだけ暖かい日が続くと、生き物の繁殖やわらなどの腐食が進みます。
 
 
<おまけ>
イメージ 3
 
バケツ稲はこんな感じです。
 
当初の穂は既に収穫済です。(20本強)
 
その後そのままにしておいたら、またまた分結し、穂が出て花が咲きました。
 
さすがに寒くなってきたので、収穫できる米はできないと思われます。
 
それにしても、バケツには1粒の籾(苗)しかまいていないのに、全部で40~50本ぐらい分結したことになります。
 
 
 
イメージ 4
成長が遅れていたバケツ稲はこんな感じです。
 
葉っぱがまだ緑色です。
 
やはり気温が低いと、穂があまり重くならないようです。