畦塗り; 水の力
今日は畦塗りをしてみました。
田んぼに水を入れ、畦の隣だけを耕耘しておきましたが、土が水の中に沈んで落ち着いた状態です。
この土を鍬で持ち上げて、畦に塗ります。
土だけがうまく持ち上がり、畦の上で鍬から滑り落ちてくれます。
落ちた土を鍬でならします。
表面に十分水が付いているので、うまくならすことができます。
思っていたより楽に作業が進みました。
水の力をうまく利用したやりかただと思います。
写真の畦は高さが低いので、水を深く張ったときに柔らかくなってしまいます。
少しでも高くするために土を盛りました。
田んぼの中の様子です。
コンバインで買ったと木のわらが残っています。
米糠をまいてあるので、小さな生き物がたくさん繁殖していました。
1mmに満たない小さな虫がうじゃうじゃ泳いでいます。
糸ミミズも発生しています。
水面にはトビムシ?が跳ねています。
ヒルもいました(招かれざる客)。
米糠をまいた効果ですね。
来年の春までに、土の表面に「トロトロ層」がどの程度できるか楽しみです。
寒くなるまでにできるだけ暖かい日が続くと、生き物の繁殖やわらなどの腐食が進みます。
<おまけ>
バケツ稲はこんな感じです。
当初の穂は既に収穫済です。(20本強)
その後そのままにしておいたら、またまた分結し、穂が出て花が咲きました。
さすがに寒くなってきたので、収穫できる米はできないと思われます。
それにしても、バケツには1粒の籾(苗)しかまいていないのに、全部で40~50本ぐらい分結したことになります。
成長が遅れていたバケツ稲はこんな感じです。
葉っぱがまだ緑色です。
やはり気温が低いと、穂があまり重くならないようです。