稲の様子
倒れた稲が増えましたが、遠くから見た色合いは先週から変わりません。
葉っぱは相変わらず緑色です。
近くから見ても、あまり変化を感じません。
相変わらずまだ緑色の穂がたくさんあります。
今まだ緑色の穂は、まともな米にはなりませんね。
垂れている穂もまだ元気そうです。
下の田んぼも同じ感じですね。
あと1週間ほどで稲刈りです。
バケツ稲の穂もたくさんになりました。
真ん中のバケツは、22本出ています。
こちらはとことん遅くまで置いておきますが、今緑色の穂はまともな米にはならないかもしれません。
これから急激に気温が下がるので、十分成長できないと思います。
田植えをした後生育の前半に養分が少ないと分けつが進まず、穂の数が少なくなります。
気温が上がるとわらなどが分解して養分になり、再度分けつが発生し、2番穂の原因になります。
今年の稲刈り後、まだ気温が高い時期に米ぬかをまき、水を入れて糸ミミズを繁殖させ、できるだけたくさんの養分をストックします。
来年の田植えもできるだけ深植えにして、養分が少ない床土の中に植えます。
稲の成長が進んで横根が張ってくると、養分豊富なトロトロ層に根が伸びるため、分けつが進みます。
その後2番穂を発生させないためには、もう少し株間を狭くして、(分けつが進んだ後の)光の供給を抑えたほうがよいのかもしれません。
来年は、20%ぐらい密植にしてみます。