神道山
通信教育のスクーリングで、神道山に行ってきました。
3/3(土)朝8:30松江発の高速バスで、岡山まで約3時間。
平野にあるなだらかな山で、その上に黒住教の本部があります。
翌朝は5時に起床。
5:45に集合し、大教殿の横を通って、御日拝の場所まで移動。
暗い中での移動です。
大教殿の中では、お祓いの声が響いています。
幸い晴天でしたが、朝はとても寒い!
山の上の方の見晴らしが良い場所に、専用の場所が作ってあります。
寒い中、教主様が来られるまでの間、板の上に座って、静の御陽気修行です。
腹式呼吸で長い息をします。
5分?10分?
教主様が登場。
教主様に合わせて動の御陽気修行です。
太陽の精をごっくんと飲み込み、下腹に収めます。
これも5分間ぐらい。
そのうち太陽が昇り始めます。
全員で禊祓い、大祓い、その後教主様が祝詞を奏上されます。
このとき、桶に入れた湧水がお供えされています。これを後でいただきます。
とても美しい、感激的な夜明けでした。
御日拝が終わった直後、皆が下りた後の板の間です。
この後シートがかけられます。
太陽の下は岡山市で、日が昇るまでは朝の「夜景?」がとてもきれいでした。
その後は大教殿でお祓いと、通信講座の終了式。
お祓いの後教主様が一人一人に神の水を分けて下さいました。
大教殿はとても立派な建物です。
屋根の形など、伊勢神宮とよく似ています。
木材は伊勢神宮建て替えの際の柱などをいただいたものだそうです。
その他、おかげを受けた信者さんからのご奉仕で出来上がっています。
石鎚山からトラック30台分の石材の寄贈、屋根の千木は有名な陶芸師が寄贈されたそうです。
建物の中も作りがしっかりしていて、とても気持ちの良い場所です。
お祓いする方もよく通る声で、気持ちよく響きます。
とても立派ですが、特に堅苦しい雰囲気はなく、お祓いする方も、参列している人たちもリラックスしていて、しかも程よい緊張感があるという、素晴らしい空間でした。
この気持ちの良い緊張は大教殿だけでなく、教育のとき、食堂、宿泊施設と、神道山の空間全体がそういう感じでした。
これから何度も訪れることになると思いますが、もう一度来たくなる、そういう場所でした。