御神幸;岡山 宗忠神社
岡山に行ってきました。
宗忠神社のお祭りで、御神幸がありました。
教祖宗忠の神が年に一度市民と触れ合う行事です。
宗忠様の霊を載せた御鳳輦(ごほうれん)社を後楽園(お旅所)まで運びます。
そこでお祭りをし、宗忠神社まで引き返します。
片道6㎞、往復12kmを歩きます。
江戸時代の衣装をまとった人たちが、昔の道具を持って行列します。
行列には1000人強が参加します。
行列全体は第1陣から第5陣までで形成されます。
教主と副教主は天皇陛下から下賜された馬車に乗って進まれます。
下の絵の感じですね。
私は5色幟が担当でした。
ゆっくりと歩いて進むのは、足に負担が来て大変でした。
山登り(坂)は大丈夫ですが、平地をゆっくり歩くと足の付け根が痛くなってきて、我慢しながらの行進でした。
コースは下の図です。
今回は初めての参加で、しかもうちの教会所からは私一人が参加しました。
宗忠神社に着いても様子もわからず、うろうろしていましたが、
受付の方が親切に説明していただき、宿泊所の中でいろいろな方を紹介していただきました。
紹介していただいた方もいい人ばかりで、話も弾み、有意義な時間を過ごしました。
ある方は私と同じ年齢ですが、もう20年間所長をされています。
私の会社の近所にその教会所があるそうです。
青木機械店で私の担当していただいている方と同じ苗字なので聞いてみたところ、
御親戚で、しかも家が隣どおしだそうです。
会社で知っている人が、同じ地区の人の様でした。
自宅でお茶の加工をされているようですが、稲の自然栽培にも興味があり、いつか来てみたいという話もされていました。
その教会所では毎朝欠かさず、数人が参加して、6時から御日拝、お祓い、御陽気修行をされているそうです。
日の出に向かい、また御神号や御霊に向かってされるので、45分ぐらいかかるそうです。
90歳を超える方も毎朝参加されているそうです。
この熱心さには驚きました。
他にもとても面倒見の良い方がおられ、長い時間お話しました。
その記録は13年間破られなかったと自慢されていました。
歴史にも詳しく、いろいろな知識を披露されていました。
行列で歩いている間はまた別の人(松江周辺の方)といろいろなお話ができ、
よその教会所の様子をうかがうことができました。
今回は一人で参加したことが幸いし、幅広いたくさんの方と交流する機会を得ることができました。
数人で行っていると、その中だけで完結してしまうので、周囲の方との交流ができなかったと考えます。
今回は貴重な体験をさせていただきました。