稲は水没に弱い; 目からうろこ

来年は稲の不耕起直播きをやる予定で、いろいろ調査中です。

1点、素晴らしい発見がありました。

考えてみれば当たり前かもしれませんが、

稲は水没に弱いということです。


発芽するときの話です。

苗代で種籾を水没させた状態では、芽が出にくいそうです。

去年まで4年間、その失敗を続けていたことになります。

なかなか芽が出なかった理由はそこでした。


ポット苗は、全てのポットの底を下の土と密着させないと、水分が上がってこないため、土が乾燥して芽が出ないポットが発生します。

しかし全てのポットの底を土を密着させることは困難です。

そのため、苗代には水を多目に入れていました。

これが原因でなかなか芽が出なかったようです。


今年は苗代の水を減らし、ポットの乾燥を防ぐために上に藁を分厚くかぶせていました。

そのためうまく芽を出させることができました。

但し、かんかん照りの中で藁を除去したため、たくさんの芽を枯らしてしまいました。


後から作った直播き苗代では畑状態の地面に直接種籾を筋蒔きしたところ、すぐに芽が出て、良い苗になりました。


来年は田んぼに直播きすることで、スムースに芽を出させ、そのまま成長させる予定です。

効率的に播種できる方法を研究します。