自然薯 栽培
近所の長老の方から声をかけていただき、
自然薯の栽培をやってみることになりました。
自然薯は元々山に自然に生えているイモで、
見たところは長いもと同じですが、
すりおろすと違いが明らかです。
自然薯をするおろしても流れ落ちることはなく、
ゾルとゲルで表現すれば、ゲルの方です。
味もよく、販売すれば値段もかなり高いです。
グループでやっておられましたが、高齢化で人数が減ってきたため、
ヘルプで私の方に話が来ました。
さっそく山の畑に植え付けました。
自然ではある程度日当たりが良い、山の北側の斜面でよく育つそうです。
夏場でもイモの温度があまり上がらない方が良いようです。
成長するためには、葉っぱには光がよく当たる必要があります。
うちの山の畑はどちらかといえば北向きなので、案外相性が良いかもしれません。
周囲に深い溝を掘り、小山の上に植えました。
通常は自然栽培にこだわっていますが、
今回は、とりあえず教わったやり方で、鶏糞なども少々使用しました。
5本植えたので、うまく生育すれば贈答品などにも使えると思います。
同じ山の畑には、洋ナシの木も元気で育っています。
今年も受粉ができなかったので、収穫はお預けです。
最初の2年間ぐらいは黒星病などが発生して枯れるのではないかと心配しましたが、
そのまま放置していたら元気になってしまいました。
葉っぱも元気そうです。
受粉用の幸水も元気です。
こちらの葉っぱもきれい。
おまけは野生のラッキョウ。
これを分けて畑に植えれば大きなラッキョウが収穫できます。
蕗もたくさん生えています。
山の畑も宝の山。