6代教主 傘寿記念祝祭

第6代教主が傘寿を迎えられ、神道山の大教会所で記念式典が行われました。

6代教主はまだ十分お元気ですが、来年の9月に引退され、第7代に引き継がれます。


大教殿は山の頂上付近にあり、写真の場所から階段を上っていきます。

お年寄りや足の不自由な方のために、石段と並行して屋外のエスカレーターも設置してあります。
イメージ 1


6代教主について朝日新聞社発行の「20世紀の千人」の中で、

その御一人として紹介されています。

一緒に紹介されているのは、

山田恵諦、

といったそうそうたる宗教家達です。



黒住教の考え方をよく表しているエピソードが載せてありました。

「ある日、岡山市内を一緒に歩いていた父が、宗晴(6代教主 当時高校生)がキリスト教会の前で頭を下げなかったのを叱った。

「人が敬虔な祈りを捧げられる場所をお辞儀もせずに通るということ、それだけでおまえは失格者だ」」


黒住教はおおらかな宗教で、その目的は教団の発展ではなく、

世界のすべての人たちが幸せに暮らせることを祈り、行動することです。

その教えはかつて「天下の名教」と言われました。


今でもたくさんの、他の宗教の信者の方たちが、

黒住教の教えを勉強し、

お道連れ(黒住教信者)と同じように活動をされています。