田んぼを温めるには?

稲の生育をよくするためには、田んぼが暖かい方がよいです。

種籾を温めて発芽を促進し、

苗を作るときも、トンネルなどで保温します。

田植えした後の田んぼも同様です。


排水口に少し工夫をしました。

一見何の変哲もないですが…
イメージ 1



排水口を、一回り大きい塩ビパイプで囲いました。

ストンと置いてあるだけです。

今までは田んぼの表面の水が流れ出しますが、

こうすると田んぼの下の方の水が流れ出します。

イメージ 2


流れ出ている水の温度は5.4℃でした。
イメージ 3


田んぼの表面の水の温度は7.6℃です。
イメージ 4


田んぼにたまっている水は、表面が暖かく、下の方は冷たいです。

暖かい水が流れ出さないようにすれば、田んぼが温まると思います。


他の田んぼも同じようにしました。

温度差はいろいろですが、どの田んぼでも効果がありそうです。

これが稲の生育にどの程度影響するか楽しみです。


元々のパイプはΦ10cmです。

今日Φ12.5cmのパイプを買ってきて、25cm~40cmに切って使用しました。

鋸で切るのがちょっと疲れました。