田んぼを温めるには?
稲の生育をよくするためには、田んぼが暖かい方がよいです。
種籾を温めて発芽を促進し、
苗を作るときも、トンネルなどで保温します。
田植えした後の田んぼも同様です。
排水口に少し工夫をしました。
一見何の変哲もないですが…
排水口を、一回り大きい塩ビパイプで囲いました。
ストンと置いてあるだけです。
今までは田んぼの表面の水が流れ出しますが、
こうすると田んぼの下の方の水が流れ出します。
流れ出ている水の温度は5.4℃でした。
田んぼの表面の水の温度は7.6℃です。
田んぼにたまっている水は、表面が暖かく、下の方は冷たいです。
暖かい水が流れ出さないようにすれば、田んぼが温まると思います。
他の田んぼも同じようにしました。
温度差はいろいろですが、どの田んぼでも効果がありそうです。
これが稲の生育にどの程度影響するか楽しみです。
元々のパイプはΦ10cmです。
今日Φ12.5cmのパイプを買ってきて、25cm~40cmに切って使用しました。
鋸で切るのがちょっと疲れました。