種籾、白いおばけ:白カビ(リゾープス菌)対策

種籾浸漬時に発生する、白いお化けの正体と、

その対策法が見つかりました。


その正体は「リゾープス菌」で、どこにもいる白カビの一種です。

種籾の中には侵入しませんが、毒素を発生するので、苗の成長が妨げられます。

今まで7年間毎年発生していたので、収量が少ない原因はここにもあったかもしれません。


何らかの農薬が必要で、通常の強力な農薬もあるようです。

今回見つけたのは、「エコホープ」という、強力な菌を使った農薬です。

<以下説明>
「エコホープ」はクミアイ化学工業(株)が、静岡県内で採取した糸状菌トリコデルマ・アトロビリデSKT‐1(以下「有効微生物」という)を有効成分として、平成15年に水稲用種子消毒剤として販売を開始し、JA全農とともに推奨している微生物農薬だ。


ということで、これを使ってみることにしました。

播種前の催芽処理をするときに、24時間浸漬します。


気づくのが遅かったですが、うまくいけば、今回の対応だけでなく、収量アップにもつながるかもしれません。