きのこ作りのポイント; 樹の伐採から植菌

きのこ作りで一番大切なところは、樹の伐採から植菌までのプロセスです。

雑菌の侵入を防ぐこと、樹の水分量を管理することがポイントです。

<<一般的に行われているやり方>>

 ・木は葉が十分についている状態(半分黄葉したぐらい)で伐り倒す。

 ・そのまま放置して木の中の水分を抜く(葉がついていることによって、水分をうまく抜くことができる)。

 ・えのきだけの場合は、水分が多目の方が良く、1~2週間か?(調査必要) なめこ、平茸の場合は干さずにそのまま使うのが良いらしい。

 ・椎茸の場合は1ヶ月間ぐらい干す。

 ・玉切り(ほだぎの長さに切ること)は植菌の直前に行い、玉切りした状態で長く放置してはいけない。木の断面からは雑菌が入りやすいため。

 ・特に柔らかい木は悪影響が大きく、柿の木では雑菌が入るとその部分が黒くなるのでわかりやすい。

 ・万一玉切りして時間を置いてしまった場合は、切断面をもう一度切断して新しい面を出してから植菌すると良いかもしれない。(2008/12/27現在実験中)

 ・なめこ、えのきだけ、ひらたけ等で短木栽培する場合、原木を20~30センチに切った後、断面全体におが菌+米ぬか+おがくずを混ぜたものを塗るため、雑菌が入り込む場所が無く、うまく栽培できるらしい。(私は無経験)


<<秋山式; 椎茸栽培方法>>

 ・木を伐採したら干さず、すぐに玉切りし、すぐに植菌するやり方。

 ・雑菌の侵入防止を最も重視するやり方。

 ・原木中の水分量が多いため、菌の繁殖速度は従来方法よりも遅いらしい。

  詳細は以下のページを参照ください。

  http://blogs.yahoo.co.jp/happystock_kk/21577294.html