はで(稲架)の語源

稲を干す稲架のことを、このあたりでは「はで」と呼びます。
 
しかし他の地域の人は、はざ、はさなどと呼んでおられるようです。
 
「はで」という言葉がどこから来たのか? 調べてみました。
 
 
広辞苑を調べると、「はて;八手」という言葉があります。
 
刈り取った稲などを干す木。はで木。泊木(はつき)。
 
と書いてあります。
 
この「はて」が訛って「はで」となったと思われます。
 
 
出雲地方の言葉には、昔からの言葉が残っていることが多いです。
 
この「はで」もその一つのようです。
 
 
なかなか勉強になりました。