温湯消毒実施 種籾

今までと同じく、種籾の温湯消毒を行い、冷水での浸漬を開始しました。
 
比重1.015以上が1.8kg、1.013~1.015が1.5kgありましたが、
 
それぞれを半分に分けて、4回温湯消毒を行いました。
 
料理に使用する保温なべを使うので、1.5kg入れると水があふれてしまいます。
 
60℃±2℃で管理し、8分間行いました。
 
<去年は2月(コシヒカリ)に行っています>
 
 <おとどしは3月(ミルキークイーン)です>
 
 
 
温度が高すぎると発芽率が落ちてしまい、低すぎると十分に消毒できません。
 
作業中にお湯の温度が下がらないように、常時温度計で測定しながら行います。
 
IHヒーターの設定を2にすると、同じ温度を維持できます。
 
冷たい種籾を入れると温度が下がってしまうので、最初に55℃ぐらいの別の鍋で予熱してから、本番の鍋に入れます。
 
種籾を湯の中で揺さぶっても、熱い湯がうまく中まで入らないので、種籾を何回も湯から持ち上げることを繰り返します。
 
イメージ 1
 
白と青の袋が比重1.015の種籾で、おそらくこれだけで足りるはずです。
 
おとどしは1週間浸漬していたら芽が動き始めてしまいましたが、今年はどうでしょう?
 
去年コシヒカリのときは、1ヶ月間やっても大丈夫でした。
 
 
温湯消毒によって、発芽抑制物質がたくさん流れ出てしまいます。
 
その後長期間冷水につけておくことで、更に流れ出します。
 
温度さえ与えれば(10℃以上)、そろって芽が出てくるはずです。
 
現在気温が1℃ぐらいなので、当面は出芽しないはずですが。
 
 
3日後ぐらいに水を交換し、1週間後に芽の状態チェックします。