苗代 水位調整
苗代の準備です。
播種したポットをここに植えます。
田んぼには常時水を張っておきたいですが、苗代は別の水位調整が必要です。
そこで一つ工夫しました。
苗代の手前左側に透明はホースで仕掛けを作りました。
反対側から見た写真です。
畦の内側と、畦の外側に置いたバケツとをホースでつないでいます。
ホースの中は水で満たされています。
*この状態を作るのに苦労しました。
畦の外のバケツ部分です。
ホースはバケツの底の部分まで届いています。
苗代の中にもバケツを埋め込んであり、その底に先ほどのホース先端を入れています。
サイホンの原理です。
畦の外のバケツの水面と、苗代の中のバケツの水面が同じ高さになります。
苗代に水が入ってくると、外のバケツに流れ、外のバケツのふちから流れ出ます。
外のバケツの高さを上げ下げすることによって、苗代の水位を自由に調整できます。
外のバケツが無くても苗代の水は流れ出ますが、流れる水がなくなってしまうとホースの水もなくなってしまい、その後で苗代の水が増えてもサイホンが働かなくなってしまいます。
バケツの中の水は簡単には蒸発しないので、晴れの日が続いてもこの状態を維持できます。