お米の腐敗実験

10/16 からお米の腐敗実験を行っています。
 
 
青森県でりんごの無農薬栽培を達成された木村秋則さんは、りんごだけでなく、野菜やお米も無肥料、無農薬で栽培されています。
 
りんごを切って放置すると断面が黒くなってきます。
 
しかし木村さんのりんごは、黒くならないそうです。
 
 
野菜などを長期間放置すると腐敗するものだと思っていました。
 
しかし無肥料で育てた野菜は腐敗しないそうです。(枯れていきます)
 
 
その木村さんがお米に対して最初に実施された実験です。
 
 
 
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お米に水を入れて放置するだけの簡単な実験です。
 
一週間から10日間ぐらい放置します。
 
左側が私のお米、右側が普通の作り方で育てたお米です。
 
10/16 実験開始です。
 
 
 
 
 
 
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10/18
お米は水を吸ってふやけ、少しいおいがします。
 
私のお米はかすかな匂いで、普通のお米の方が匂いが強いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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10/20
普通のお米は上の水に色が付いてきて、腐敗臭がしてきました。 
 
私のお米も多少匂いがしますが、それほど強くなく、いやなにおいでもありません。
 
水の表面には少しカビが発生しています。
 
私のお米にも発生していますが、普通のお米はその3倍ぐらい発生しています。
 
 
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10/23 (今日)
水のにごりも、匂いもひどくなってきました。
 
普通のお米はひどい悪臭です。長くかいでいると気分が悪くなります。
 
私のお米も匂いがしますが、腐敗臭という感じではありません。
 
 
普通のお米は明らかに腐敗したと考えます。
 
差があるのは明らかになりましたが、私のお米が本当に腐敗しないかどうか?
 
もうしばらく置いて様子をみます。
 
 
 
10/24
表面の膜が乾いてきたので、このあたりで実験終了します。
 
普通のお米は相変わらずひどい腐敗臭です。
 
私のお米は、それほど良い匂いではありませんが、腐敗臭ではなさそうです。
 
えひめAIが古くなるとこのような匂いになるので、納豆菌ではないでしょうか。
 
 
ということで、結論
 
・実験は成功
 
・私のお米は腐敗はしなかったが、良い匂いのする発酵とは言えない。
 
・発酵はしているようだが、乳酸菌や酵母菌ではなく、納豆菌が繁殖した可能性が高い。
 
以上