日本不耕記載倍普及会
2~3ヶ月前に申し込みをしていた、
日本不耕記載倍普及会の資料が届きました。
結構分厚い封筒に、苗の作り方、冬季湛水での栽培方法のマニュアルや、連絡文書などが入っていました。
驚いたのは、この活動を始められた岩澤信夫さんが、今年の5月4日に80歳で亡くなられたそうです。
ご冥福をお祈りします。
その混乱があったために、私の申し込みへ対応が遅くなったと推定します。
残された人たちでこの活動を継続されるようです。
マニュアルに書いてある内容は、私が今まで勉強し、実践してきたこととそれほど食い違いはありませんでした。
但し、この普及会は米つくりで生計を立てている人が主なターゲットのようです。
従って量を確保することも大切な目的であり、そのための資材も紹介されています。
基本的には使用する予定はありませんが、将来使用する場合は内容をよく理解してからにしたいと考えます。
いくつか、なるほどという内容がありました。
・播種や田植えの時期が変化しても、穂が出る時期はその品種でほぼ決まっているので、
稲を十分に成長させるためにはできるだけ早く播種し、田植えをする必要があると書いてありました。
・稲刈りした後、少しでも早く米糠(100kg/10a)をまき、湛水することが強調されています。
これによってたくさんの糸ミミズが発生し、とろとろ層が厚くなって、養分が作られると同時に、雑草が生えにくくなるということです。
今年はコナギがたくさん発生してしまったので、このあたりは研究する必要があります。
入会金と年会費を支払ったので、これから毎月会報が送られてくる予定です。
どのような内容が書かれてくるか、楽しみです。