田んぼの種まき

ちょっと早いかもしれませんが、


田んぼの準備が大体できたので、今日は少し種まきをやってみました。

田んぼの端から端までロープを張っておきます。

小型の耕運機にスパイク車輪をつけて、そのロープに沿って走らせます。

そうすると、10cm間隔で植穴ができるので、1個飛ばしで種もみを植えていきます。


まだ土が柔らかいので、車輪がはまりすぎる場所があります。

そういう場所では特に、せっかくあけた穴の上に土がかぶさってしまうことがあります。


うまく穴が開いたところでは1mの水道管を使って、立ったままで種を穴に落とし入れます。

穴がわかりにくい場所では、棒で穴を探りながら、手で直接まいていきます。

一つの穴に3粒が目標です。


最初やっと2列終わってホッとした時、水道管の穴が土でふさがっているのに気が付きました。

逆さにするとたくさんの種もみが落ちてきました。

植えたつもりの種もみが下に落ちず、水道管の中にたまり続けていたのでした。

調べてみると、うまくまけたのは最初の半列だけで、後の種は全部水道管の中にたまっていました。


もう一度やり直し!


・土がもう少し乾燥して固まらないと、車輪ははまりすぎるし、水道管の先端に土が詰まってうまくまけません。

結局4時間かけて耕運機1往復分、4列だけ種まきができました。


このペースで行くと家の前の田んぼだけで、40m/0.35m=114列、114時間かかる計算になります。

114時間/8時間=14日かかる計算です。

荒れ田も合わせると20日以上かかる計算です。

まあ慣れればもう少し時間短縮できるとは思いますが、。


明日は土の堅い田んぼでやってみます。

*今日は写真を撮らなかったので、後日アップします。




去年までは種もみを冷水に1か月間浸漬したり、播種する前に芽出しをやったり、

面倒なことをやっていましたが、

今年は温湯消毒以外は何もしません。


今頃田んぼにまけば、雨もかかり発芽抑制物質も自然に抜けていきます。

長時間土の中にいれば、発芽準備OKになり、ちょうど良い時期に自分で判断して芽が動き出します。

わずらわしい仕事がかなりなくなったので、種まき作業と、その後の草刈り作業だけに没頭できます。

このやり方でうまくいけば、今後はこれに固定します。